怖い先輩が「一緒に働くのが楽しい人」に変わった日 〜ありがとうは魔法の言葉・第5弾〜

「ありがとう」は魔法の言葉。

これまで、
親子、夫婦、義理の家族、
そして親子関係の修復など、
感謝によって変化していった
さまざまな物語をお届けしてきました。

今回は第5弾。
職場の人間関係が変わったお話です。

 

職場にいる「怖い先輩」

40代の介護職、Sさん。

仕事そのものは好き。
やりがいもある。

でも――
ひとつだけ悩みがありました。

「職場に怖い先輩がいるんです」

その先輩は、
職場のみんなから恐れられている存在。

Sさんの職場では、
介護職員は二人一組のチームで働きます。

勤務日によっては、
その怖い先輩とペアになることもある。

そんな日は朝から憂うつで、

「今日は仕事に行きたくない…」

と思ってしまう。

仕事自体は好きなのに、
その先輩のことを考えると
転職まで考えてしまう。

「介護の仕事は他にもあるし、
職場を変えようかな…」

Sさんは、
そこまで悩んでいました。

「その先輩に感謝できることは?」

僕はSさんに、
ひとつ質問しました。

「その先輩に感謝できることって、何かありますか?」

Sさんは、
はっとした表情で考え込みました。

しばらくして、
ゆっくりと話し始めました。

「そういえば…
職場に入ったばかりの頃、
仕事をたくさん教えてもらいました」

「今は怖い、嫌だと思っていたけれど、
考えてみると感謝することありますね」

その言葉を聞いて、
僕は提案しました。

「毎日3つ、
その先輩への感謝をノートに書いてみませんか?
小さなことでいいので」

Sさんは少し笑って、

「分かりました。やってみます。
なんか…楽しい気分になってきました」

そう言って
ノートを書き始めました。

 

2週間後の変化

それから2週間後。
Zoomで話したときのこと。

Sさんの表情は、
明るくなっていました。

「先輩から言われたんです。
“あんたとチームで仕事すると楽しい”って」

さらに、

「私の仕事が溜まっていると、
その先輩が手伝ってくれるようになりました」

そして最後に、
こんな言葉が出ました。

「今、職場に行くのがすごく楽しいです」

あれほど悩んでいた
職場の人間関係。

それがたった2週間で
大きく変わっていました。

職場の先輩との仲が良くなった

感謝は、関係の空気を変える

Sさんがしたことは
特別なことではありません。

ただ、

毎日3つ
先輩への感謝を書き続けただけ

それだけで
心の見方が変わり、

関係の空気が
少しずつ変わっていったのです。

感謝は、
相手を変えようとするものではなく

自分の心の向きを整えるもの

なのかもしれません。

そして、
心の向きが変わると
関係も自然と変わっていく。

「ありがとう」はやっぱり
魔法の言葉です。

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