今朝のウォーキングで見かけた壁画が、
一気に僕の想像力を掻き立てました。
これからの話は、あくまでも僕の勝手な
の空想話ですが、ぜひお楽しみに
ある日、高校生の孫が、
おじいちゃんに言いました。
孫
「おじー、オジーの家のブロック塀に絵を描いても良い?」
おじいちゃんはちょっと驚いて聞き返します。
おじいちゃん
「絵を描くって、どんな絵なんだ?」
孫
「抽象画だよ!」
おじいちゃんは眉をひそめて困惑顔。
おじいちゃん
「ちゅうしょうが?なんだそれは。
なんで高校生のお前が、"ちゅうしょう"って、
小学生か中学生に絵を描かせるってこと?」
孫は吹き出しそうになりながら答えます。
孫「その中小じゃないよ、おじー。『抽象画』
って言って、イメージで描くアートのことだよ。」
おじいちゃんは首をかしげ、
うーんと唸り声をあげる。
おじいちゃん
「ふーん、イメージねぇ。
オジーにはさっぱりわからんけど、
まあ、きれいな絵を描いておくれ。」
孫
「分かった、きれいに描くよ!完成を楽しみにしてて。」
数日後、孫が描き終えた
「抽象画」を見たおじいちゃんは――。
目を大きく見開き、口をぽかーんと
開けたまま立ち尽くしていました。
その表情は、
「これがイメージの世界なのか…?」
と悟るような、驚きと理解不能の混じった顔。
おじいちゃんの頭の中では、
抽象画の意味がぐるぐる回っていたのでした。
あくまでも、今朝のウォーキング中の妄想です。
オジーと孫は実在の人物ではありません。