「金曜日の会議が怖い…」30代主任の表情を変えた質問

「仕事に行きたくないんです。」

そう言って暗い表情で話してくれたのは、
障がい者施設で主任をしている30代男性のEさん。

責任ある立場で、普段から職員の相談にも乗り、
現場をまとめる役割を担っています。

でもその日は、かなり気持ちが沈んでいました。

理由は、今週金曜日の会議。

そこでEさんは
事例発表をしなければいけないそうです。

「まだ資料も作ってなくて…
やる気も出なくて…
金曜日が来るのが怖いんです。」

真面目で責任感が強い人ほど、
こういう時に心が重くなるものです。

やらなきゃいけない。
でも気持ちが動かない。

そんな状態でした。

そこで僕は、
少し視点を変える質問をしてみました。

「その会議のことは、いったん横に置いておいて…
この週末、どんな楽しみがありますか?」

するとEさんは少し驚いた顔で言いました。

「週末の楽しみですか?
考えたこともないです。
それどころじゃないという気分です。」

そうですよね。

人は余裕がなくなると、
未来の楽しみを想像することすら忘れてしまうものです。

そこで、こんな質問を続けてみました。

「もし金曜日に事例発表が終わって、
結果はどうであれ、
“よくやった自分”に週末ご褒美をあげるとしたら
どんなご褒美にしますか?」

Eさんは少し考えてから言いました。

「ん〜……そうですね……」

そして突然、顔が少し明るくなりました。

「あ、そうだ。
最近知り合って食事に行った、
いい感じの女性がいるんですけど…
彼女を誘って食事に行こうかな。」

「それ、いいですね!」

そう言うとEさんは少し照れながら笑いました。

「金曜日の事例発表をやり切ったら、
彼女とデートできるとしたら…
どんな気分ですか?」

するとEさんは、さっきとは全く違う表情でこう言いました。

「最高ですね。
なんか、やる気になってきました。」

そしてその日の夜。

Eさんから電話がありました。

「彼女から食事OKの返事をもらいました!
今日から資料作り、頑張ります!」

電話の向こうの声は、
さっきまでとはまるで別人のように弾んでいました。

プレゼンの資料作り

人は、
「やらなきゃいけないこと」だけを見ていると
エネルギーが下がってしまいます。

でも、

その先にある
小さな楽しみや
自分へのご褒美を思い描くだけで、
不思議なくらい力が湧いてくることがあります。

大事なのは、
「頑張れ」と言われることではなく、

自分の中から“やりたい気持ち”が出てくること。

たった一つの質問が、
人の表情や行動を変える瞬間に
何度も立ち会ってきました。

もし今、

・やるべきことがあるのに動けない
・仕事のことを考えると気持ちが重い
・モヤモヤして前に進めない

そんな時は、
自分にこんな質問をしてみてください。

「これが終わったら、どんなご褒美を自分にあげよう?」

案外そこに、
次の一歩のエネルギーが隠れているかもしれません。

ランキングに参加中です

良かったらぽちっと押してください。

👇